出町柳引越しガイド2 住まいの探し方2:不動産業者に依頼する場合

  1. 住まいの探し方1:こんなところで探せます
  2. 住まいの探し方2:不動産業者に依頼する場合
  3. どのエリアに住むか:居住体験談
  4. 下見のチェックポイントと契約
  5. 引越しの準備:自分たちでする?業者に頼む?
  6. 引越し業者に依頼するなら
  7. 家具や家電をどこで揃える?
  8. 【重要】引越しにまつわる諸手続き(役所、水道ガス、電話等)
  9. 電話とインターネットの契約

ネットを活用しよう

さて、「やっぱり不動産屋さんに依頼しよう」、となった場合についてお話します。

まず、不動産業者と物件の探し方をご紹介しましょう。

出町柳駅界隈は、学生の密集地であるため、何の苦労もなく不動産業者を探すことができます。出町柳駅を降りて、周辺をうろつけば、あそこにもココにも不動産業者が!という感じです。受験の帰り道にもたくさん不動産業者のパンフレットが配られているので、それを手にされた方も多いでしょう。

不動産業者があちこちにあります

不動産業者があちこちに

といっても、いきなり現地で見知らぬ不動産業者に入るのはちょっと緊張しますし、遠方でそれが無理な方も多いでしょう。まずは受験の帰り道にもらったパンフレットはもちろん、インターネットで下調べをされるのが良いと思います。

入試が終了したら(手ごたえにも拠りますが)、すぐに部屋探しを開始しましょう。YahooやGoogleなどの検索エンジンで、「〇〇大学 下宿」とか「〇〇大学 賃貸」などと入れて検索をかけると、たくさんの不動産業者がヒットします。それらの業者の物件紹介のページを見ていくと、必要な家賃や、主な間取りなどが分かると思います。

予算、場所(グーグルの地図などで、大学との位置関係を探しておくと便利ですよ!)、間取りなどを調べて、良さそうな物件があれば、実際に現地に行く前に、扱っている業者に電話を入れて詳細を聞いてみましょう!

ちゃんとした業者なら、お勧め度合いなどを説明してくれた上で、FAXやメールで詳しい物件案内を送ってくれるはずです。また、ホームページ上でで紹介されていない物件についても、希望に合う物件を紹介してくれるはずです。

電話の対応で、その会社の雰囲気も分かりますので、感じの良さそうな会社を2〜3ピックアップするといいと思います。気になる物件をいくつか集めておいて、合格発表があれば、すぐに部屋を案内してもらえるようにしておくとスムーズですね。

なお、不動産業界の物件は、貸主さんが色々な会社に声をかけていることが多いので広告には載っていないけれど扱っている物件があります。また、あまり知られていないことですが、実は他社が扱っている物件もお客様に紹介できることが多いです。例えば、A社が扱っている(広告に載っている)学生マンションを、その物件の貸主さんと直接取引のないB社の仲介で契約することができる場合があるということです。

その場合、A社は自社の物件をB社に仲介してもらうということで、手数料を分け合うことになります。それを嫌う不動産業者もありますが、OKの場合も多いです。稀に、貸主さんが、A社以外の仲介を許可しないなどという場合もありますが、こういったことを知っていれば、何軒も不動産業者を回らなくても、一軒の気にいった不動産業者で事足りますので便利ですよ。気に入った不動産業者があれば、他社の広告に掲載されている物件でも案内してもらえるかどうか聞いてみましょう。「〇〇社のこの物件も案内してもらえますか?」と聞いたらOKしてもらえる場合も多いです。もちろん、2社仲介になったからといって、手数料が高くなったりはしません

不動産物件の見かた 京都の間取り編

さて、ここで不動産物件の見かたをちょっとご紹介しますね。 お勧めの居住場所については次の項で詳しく述べますので、まずは間取りについて書いてみます。賃貸物件を探すといっても、どんなところに住むか、というのをまず考えねばなりません。

不動産屋さんが扱っている物件には、学生向けだけとっても、一軒家を丸ごと借りる、一軒家のシェア、学生マンション、稀ですが間借りもまだあるようです。

一軒家を丸ごと借りるなんて「???」と思われる方もあるかもしれませんが、京都には古い町屋を低価格で貸している大家さんがたくさんいらっしゃるので、学生さんが借りて住んでいる場合が結構あります。古い町屋といっても、そんな情緒のあるものではなく、ほんと、古〜い家という感じで、ネズミやゴキちゃんなどに出くわすような家が多いのですが、広くて安いのは魅力。男子学生さんなどは、家賃の節約などのために好んで住んでいらっしゃる方も意外と多いです。

町屋の間取りは、だいたい、有名な「うなぎの寝床」式で、入ったところに土間があり、1階に奥へ続く形で2〜3部屋、奥に納戸や台所。お風呂はない場合も多いです。2階にも2〜3部屋あります。こういう物件を2人くらいでシェアして住んでいる学生さんも多いですね。

典型的な町屋の間取り例 2階がついているものや、部屋数が少ないものなどあり

町屋の間取り

学生マンションはどうでしょうか?

吉田地区の、家賃&共益費で5万円程度の典型的な学生マンションの場合。築20年程度で、間取りは、6〜7畳に、狭い一口コンロのキッチン、お風呂とトイレが一緒になったユニットバス。洗濯機はベランダ、もしくは共同。

少し家賃が高めで6〜7万円程度の物件になると、築年月が新しかったり、バストイレが別(セパレート)の物件がありますが、部屋の広さはそれほど劇的に変化するわけではありません。経済的に余裕のある家庭の方以外は、それほど間取りを選ぶ余裕がないというのが実情のようです。

京都の物件で残念なのは、昔からの「うなぎの寝床」式町屋や、それを取り壊した土地にマンションを建てたような物件が多く、日当たりが良い物件が少ないことです。町屋の場合、1階は玄関脇以外窓がなく、2階も1〜2箇所しか窓がないうえに、だいたいが入り組んだ路地に立っていますので、前面道路が狭く向かいの家との間隔が空いていないため、日光のあたりようがないわけです。地方から来られた方はびっくりされるかもしれません。せっかくの学生生活なのだから昼間はどんどん外に出よう、と割り切っておくことも大切かもしれません。

但し、北白川エリアなど、旧市街を離れると、悪条件は緩和されます(家賃も高くなりますが・・・。

不動産物件の見かた 費用編

物件の紹介サイトには場所や間取り、建築年の他、費用についてもかかれています。場所、間取りや建築年、は書かれているとおりですが、この費用の見かたが結構面倒です。

だいたい、「敷金〇〇円/〇か月分」「礼金〇〇円/〇か月分」「家賃〇〇円」「共益費 〇〇円」「更新料 〇円/〇か月分(〇年)」と書かれています。これは、何のことかと言いますと

「敷金」・・・入居時の保障料のようなものです。入居中に破損物などがあった場合、ここから引かれて、退去時に清算されます。実際には、通常の使用上で常識的に発生する損傷しかないのに、畳や壁紙を換えるために使われて、ほとんど返ってこないことが多く、過去に敷金の返還に関して訴訟などが多発しました。そのため、近年では「敷引き〇円」、と、退去時に必ず引かれる額を入居時から指定されていることも多いです。

「礼金」・・・関西独自のしきたりだそうです。入居時の大家さんへのお礼金とか。これは、返ってきません。最近はないところも多くなりました(その分、敷金が高くなりますが)。だいたい、敷金と礼金を合わせて、家賃の3〜5か月分くらいに設定されているところが多いと思います。

「家賃」・・・そのままですね。

「共益費」・・・毎月家賃とともにかかる費用です。管理費となっている場合も。学生マンションの場合、水道代が込みの物件もあります。

「更新料」・・・京都の賃貸物件は、だいたい1年か2年に一度、更新料なる名目で家賃の1〜2か月分をおさめる必要があります。更新料の課金というのは、関東を中心に主に都市部で行われている風習のようです。発生しない地域もあるので、びっくりされる方もあるかもしれません。「更新料 1か月分 1年更新」と書かれていたら、一年ごとに1か月分の更新料が掛かるということです。知らないでいるとショックですので、忘れずに確認しましょう。家賃が安いと思ったら更新が頻繁にあるなんていうこともあります。要チェックです!

「火災保険料」・・・たいてい、2年で1〜2万円程度の火災保険への加入が必須です。

入居時には、「敷金、礼金、家賃の2か月分、不動産仲介料(だいたい家賃の1か月分)、火災保険料」の支払いが必要です。物件によって異なりますが、だいたい家賃の6〜8倍程度の額になります。例えば家賃5万円程度の物件を借りると、だいたい入居時の支払額は30〜40万程度になります。まとまった出費になりますので、心の準備をお願いします^^。

前頁の繰り返しになりますが、大学の学生センターなどでの紹介物件の場合は、こういった費用が格安で住むことがありますので、経済的に大変だ、という場合は、不動産屋さんでなく、大学経由の物件に入居されるのもいいと思いますよ!

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